2014.09.16 カテゴリー : オーナーインタビュー

NEWIT 東京都渋谷区 Kさん(その1)

商品シリーズ : NEWIT(ジャパネスクテイスト)
延床面積 : 30.7坪(101.58㎡)
用途 : 自宅
竣工 :2014年3月

引き継がれる家族の思い出「ジャパネスクテイスト」

今回インタビューに伺ったのは、渋谷区の閑静な住宅街にお住まいのKさんご一家。

 

Kさんは、ご子息一家とニ世帯でお住まいになるのを機に、

BESSのリノベーションNEWITを選ばれました。

 

Kさんご夫婦は「ジャパネスクテイスト」を、ご子息世帯は「ワンダーテイスト」を選択されました。

今回は各々のご夫婦にインタビューさせて頂きましたので、二回に分けてその内容をご紹介します。

 

一回目は、「ジャパネスクテイスト」をお選び下さったKさんご夫婦の暮らしです。


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KさんがBESSを選ばれたのは、偶然目にしたBESSのカタログがきっかけ。

 

「夫婦で電車に乗っていたところ、隣の人が何やら気になる家のカタログを見ていまして。

後で調べたところ、それがBESSでした。」

 

実は代官山の展示場は以前からご存じだったそうです。

「でも、なんで代官山にこんな展示場が・・・と思っていたんです。

展示場に行ってみたところ、ログは都心ではちょっと違うな、という感想でした。

でもジャパネスクハウスを見て、これだ!と思ったんです。」

 

Kさんの "感性" とBESSとの出会いでした。

 

「これしかない。」と意思を固めたKさんはさっそく相談へ。

当初は新築を考えていたKさん。今の敷地でジャパネスクハウスを新築できるか相談したところ、

「間口幅が狭くて厳しいですね・・・」 との回答が。

 

がっかりしたKさんでしたが、当時を振り返り一言。

 

「いきなり新築は出来ないといわれちょっと心外でした。建物の形を変えればいいのにと思いました。

しかし、よくよく考えるとブランドとしてのイメージを大事にしているということ。

これは本物かもなと思い、かえってBESSで進めてみようという気になりました。」

 

リノベーションの検討を始めたものの、

「きちんと提案してよい家にしてくれるのだろうか・・・」と不安だったそうです。

NEWITにしよう!と心を決めたのが、玄関の位置を変更して 「玄関土間」 にする提案が出てきたとき。

 

「もともとは、玄関・リビング・和室・サンルームがそれぞれ仕切られていました。

玄関・リビングは若干薄暗く、和室も法事の際に使う程度でした。

サンルームからは庭の立派な桜の木を眺めることが出来たのですが、

その木も枯れてしまい、それぞれの部屋に不満がある状態でした。」

 

「でも、サンルームを玄関土間にしたことで、玄関が広々と明るくなり色々な使い方ができる場所になりました。

また、残りの部屋が一つにまとまり、広々としたリビング・ダイニングになりました。」

 

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季節の花を飾る、金魚鉢を置く、頂き物の玉ねぎを乾かす等、使い込まれている玄関土間。

飾り棚は、リノベーション前からあった部分(付書院)を移設。

 

Kさんのお住まいは、前の家にあったものやアンティーク品などを上手に取り入れ、

リノベーションした以上の新たな魅力に囲まれた暮らしをされていました。

 

そんなKさんのお住まいをご紹介。


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 外観は無垢の木を貼り、ジャパネスクハウスの落ち着いたテイストに。


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床の間・違い棚・欄間格子は、リノベーション後再設置。

Kさんの小さい頃からの思い出が新しい家にも残りました。


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格子戸・柿渋色の壁がすっかりジャパネスクハウスに。

格子戸越しの庭の光がとてもきれいでした。


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キッチンは、藍色の美濃焼タイルでより落ち着いた雰囲気に。

料理の時間も楽しめそうです。


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ジャパネスクテイストにとても似合う、お気に入りのアンティークストーブ。


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そして、玄関ドアの飾りガラス。

「ここからの光が玄関土間に虹色の光を落としてとてもきれいで。孫が大喜びしています。」と奥さま。

まさに"陰影礼賛"、影があるからこそ光が生きる暮らし。

 

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Kさんご自身で考えられ、手を入れた庭。

リノベーション前からあった灯篭、つくばいを生かしつつ、NEWIT ジャパネスクテイストにあった庭に。


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リノベーション後、新たに購入されたレコードプレーヤー。

音楽を聴きながらお酒を楽しむのが至福の時間だそうです。

 

「音が柔らかいんだよね。」

 

でも、そんなときに限ってお孫さんが 「ばーちゃーん!!」 とニ階から降りてくるそうです。

「雰囲気ぶち壊しなんだよね。」と言いながらとても幸せそうな笑顔のKさんでした。



二世帯でお住まいになったことで、お孫さんとの距離がぐっと近くなったKさんご夫婦。
「ニ階の住まいは明るくて、孫たちが木の床でゴロゴロ寝転がっていて、保育園みたいなんです。」

とても嬉しそうなKさんご夫婦。
三世代での暮らしを楽しまれていて、幸せな気持ちをおすそ分けいただきました。

次回は、二階にお住まいのご子息一家の暮らしをご紹介します。

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